武将について語りましょう!【戦国武将 003 成田長親】
成田長親(1545.?.?~1613.1.24)
武将としての才がなく、よく農民の祀りごとに顔をだし、農民からは「でくのぼう」からもじられ「のぼう様」と慕われていた。
豊臣軍小田原攻めの際、北条家に従属する成田家の居城忍城の城代。
城代、成田氏長が忍城兵力の半数(500騎)を率いて小田原籠城戦に参戦したため、父、成田康季と城を守るも開戦前に康季が 没落。実質の忍城勢全軍の指揮を任される。
石田三成、大谷吉継、長束正家率いる2万の豊臣軍と交戦する。
初戦は「漆黒の魔人」の異名を持つ正木丹波守利英。柴崎泉守、酒巻靭負をはじめとする諸将の働きにより忍城勢の勝利で終わる 。
初戦の敗退にしびれを切らした石田三成は、堤防を作り忍城を水攻めにする。しかし、長親が小舟の上で田楽踊りをしているとこ ろを鉄砲衆に撃たせ、長親を慕う農民たちが堤防を破壊し、水攻めは失敗に終わる。
最後の総力戦になる寸前に、小田原城落城の知らせがつき、忍城が開城し合戦が終わる。
戦後は会津の蒲生家に身を寄せたのち、下野国に移り住む。出奔後尾張に移り住み68歳でこの世を去った。
2013年05月19日 02:29 by てっちゃん
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