幽霊屋敷への招待
幻想・神秘・怪奇というテーマの作品にも
いろいろな舞台・小道具・大道具があります
心霊的な怪奇現象の起こる「幽霊屋敷」というのは
そういう舞台のひとつの典型です
幽霊屋敷について語るトピックを立ててみたいと思います
小説 映画 都市伝説 ゲーム…
いろいろな幽霊屋敷がありますね
A・E・ポー「アッシャー家の崩壊」 /リットン「幽霊屋敷」 /ウエイクフィールド「赤い館」「防人」 /ジャクスン「丘の 屋敷(山荘綺談/たたり)」 /マシスン「地獄の家」 /ストラウブ「ジュリアの館」 /ダッソー「蝋人形館」 /シンクレア「 希望荘」 /ウィルキンズ=フリーマン「南西の部屋」 /ボウエン「猫は跳ぶ」 /ワートン「あとになって」/マラスコ「家」 /キング「シャイニング」 /グラント「ティー・パーティ」 /スタイン「恐怖の館へようこそ 」
佐藤春夫「化物屋敷」 /小池真理子「墓地を見下ろす家」 /小野不由美「緑の我が家」 /高橋克彦「幽霊屋敷」 /三津田信 三「忌館」
コーマン「アッシャー家の惨劇」 /ドーソン「幽霊屋敷の蛇淫」/ハフ「ヘルハウス」 /スピルバーグ「恐怖の館」 /フーパ ー「ファンハウス~惨劇の館」 /ローザンバーグ「悪魔の棲む家」 /アメナバール「アザーズ」 /デ・ボン「ホーンティング」 /パン「ゴースト・ハウス」 /ペリ「パラノーマル・アクティビティ」 /バクスリー「ローズレッド」/山本迪夫「幽霊屋敷の 恐怖 血を吸う人形」 /大林宣彦「HOUSE ハウス」 /清水崇「呪怨」
ウィンチェスター館 /都市伝説「鎌倉のサザエさんの家」「新潟のホワイトハウス」
ホーンテッドマンション /戦慄迷宮 /PS「大幽霊屋敷」(ヴィジット) /ボードゲーム「お化け屋敷ゲーム」(バンダイ) etc.……
2009年12月19日 22:37 by progfanta
創元推理文庫の『シャドウランド』『ミスターX』『ヘルファイア・クラブ』は新刊で買えたのですが、『ゴースト・ストーリー』『 ブルーローズ三部作』(『ココ』『ミステリー』『スロート』)は中古で。
『ミステリー』はまだ扶桑社の方に在庫があるみたいです。
『地獄の家』、図書館で借りて読んだのですが、復刊されたとき、なぜか買いませんでした。最高に好きな一冊だというのに。
『ジュリア』、原書を買った方が早そうですね。10000円を越えると、購入はちょっと厳しいです。ストラウブの編纂したアン ソロジー(原書)は二冊買いました。まだ未読ですが(積読リスト直行ですが)、ああいったものは、原書であってもいま買っておか なくては、在庫が切れてしまいますので。怪談(ホラー)ファンは、絶版に追われているので、積読している人、絶対にたくさんいま すよね。
『ジュリア』、ふつうに怖くて面白かったんだけどなー。短篇集『扉のない家』は持っていませんし、未読です。
『地獄の家』が絶版というのは不思議です。あんな傑作でさえ絶版になるとは……
マシスンはさておき、ストラウブは文学的というのが有名になっていていけませんね。『シャドウランド』で紹介されていた&qu ot;IF YOU COULD SEE ME NOW"を訳してほしいんだけどなあ。『フローティングドラゴン』と かも訳出してほしい。訳者あとがきで紹介して訳されないって意地悪ですよね(笑)。
そういえば、キングとストラウブは『タリスマン』『ブラックハウス』の続編(シリーズ第三作)を執筆するっていっているようで す。そしてそれが、もし翻訳されるなら誰の訳になるんでしょう。『ブラックハウス』まで訳していた矢野浩三郎さんはもう亡くなら れたようですし、だれになるんでしょう。白石朗さんだったらいいなあ。そして、それが追い風になってストラウブの新作がベストセ ラーになって、ストラウブの復刊ラッシュになればいいのですが。
2009年12月24日 23:07 by qusumisave
>saveさん
ストラウブの『ジュリアの館』、未読なんです。
読んでみたいのですが、現在絶版というのは残念です。
amazonの中古商品見てみると…なんと13,800円!
ネットを見渡してみても、ストラウブはキングと並ぶモダンホラー作家なのに
本は絶版ばかりで、日本での評価低過ぎと嘆く声が見受けられます。
『丘の屋敷』、『地獄の家』のように映画化されれば、新装復刻されるでしょうか。
幽霊屋敷ものは、密室ミステリーとも親近性があるので、
面白いテーマですよね。なにかいい作品を探してみたいですね~。
2009年12月24日 20:00 by progfanta
幽霊屋敷といえば、やっぱり『シャイニング』が浮かびますね。キングファンを自称しておきながら、未読という愚者ですが。
読んだものだとジャクスン『丘の屋敷』、マシスン『地獄の家』、ストラウブ『ジュリアの館』ですね。
『ジュリアの館』(以後『ジュリア』と略します)を読んで、震え上がったのは記憶に新しいです。
『ジュリア』のストラウブは日本ではマイナー作家扱いですが、海外での評価は高いようです。一応、ベストセラー作家ですね。キ ングほどじゃありませんが。
純文学と言われがちですが、ストラウブの作品を純文学というのは、的外れであるという気がしなくもありません。
『ジュリア』はほんとに怖いです。残念ながら絶版の上持っていませんが、amazonではぼったくり級の値段で取引されていま す。
まったく売れなかったようですが、PRしまくって夏に売り出せば、ベストセラーにまではならなくても、かなり売れるんじゃない かな?
小説を読む人口は年々減っているようですが、ホラー好きの人口は減っているようには思えません。というか、小説をあんまり読ま ない人でも、恐怖を求めてホラーを読む人は多いと思うのですが。『リアル鬼ごっこ』(文体があれでしたので、それしか読んでいま せん)の山田悠介が売れてるのも、それが理由では?
話題からそれてしまいましたが、やっぱりホラー(怪談)といえば幽霊屋敷ですよね。
残念なのは、ここ数年、目新しい幽霊屋敷ものは出ていませんねえ……王道ながら、いちばん読む気をそそられるもののような気 がするのですが。
ああ、なんか悲観しているような文章になってしまいました。申し訳ないです。
2009年12月24日 02:08 by qusumisave
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