障害者を支援する立場の者による障害者差別
社会福祉士の倫理綱領に次の定めがあります。
『われわれ社会福祉士は、すべての人が人間としての尊厳を有し、価値ある存在であり、平等であることを深く認識する。われわれ は平和を擁護し、社会正義、人権、集団的責任、多様性尊重および全人的存在の原理に則り、人々がつながりを実感できる社会への変 革と社会的包摂の実現をめざす専門職であり、多様な人々や組織と協働することを言明する。』
『Ⅲ(社会正義) 社会福祉士は、差別、貧困、抑圧、排除、無関心、暴力、環境破壊などの無い、自由、平等、共生に基づく社会 正義の実現をめざす。』
『(ソーシャル・インクルージョン) 社会福祉士は、あらゆる差別、貧困、抑圧、排除、無関心、暴力、環境破壊などに立ち向か い、包摂的な社会をめざす。』
『(信用失墜行為の禁止)社会福祉士は、自分の権限の乱用や品位を傷つける行いなど、専門職全体の信用失墜となるような行為を してはならない。』
しかし、障害者差別を指摘されて市役所からの問い合わせに対して、当該社会福祉士は退職したと言って、問い合わせを打ち切ろう としました。
これが原因で刑事事件になったわけですが、社会福祉士は障害者を支援する立場です。社会福祉士のこんな行為をどう思われますか ?これって信用失墜行為ですか。
2021年08月19日 01:57 by Takashi-Ichihara
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