新撰組
タイトル通り新撰組関連の本ならなんでも語りましょうのスレです。
『タイトル』著者 主人公 あらすじ等
『バラガキ』 中場利一 土方歳三
多摩時代から池田屋事件直前まで。
基本的に試衛館一門は乱暴者のように描かれています。
『黒猫』 中場利一 沖田総司
京に来てからの総司の苦悩など。
人を切る毎日の中で、あったはずの「志」がわからなくなってしまい、さらに病に蝕まれていく総司を描いています。
*上の二つは中場さんは絶対土方さんが好きだと思う、というくらい土方さんが格好良く描かれている作品です。近藤さんはバカっ ぽく描かれています……
特に黒猫での土方さんと総司のやり取り(総司がからかったり)が血なまぐさい中の癒しです。
バラガキは爽やかに力強く、黒猫は悲しげにラストを迎えます。
『歳三の首』 藤井邦夫 永倉新八
函館戦争後、行方の分からなくなった「土方歳三の首」を永倉新八が探すというストーリー。
脱退する際意見の相違から土方に良くない印象を残していた永倉が土方の首を探す内に、見逃していた鬼の副長の心の葛藤や優しさ に触れていく。
尚、これはかなりのフィクションです。面白いですが。
その他読んだことがあるもの
『燃えよ剣』 司馬遼太郎
何故か私は司馬遼太郎さんの作品は肌に合わず…すいません…
でもタイトルは一番好き、格好いいなあ!という。
『沖田総司』 大内美予子
町医者と恋に落ちる総司。史実に近いんだけれど、なんだかノれずに読み切ってません…
『沖田総司 壬生狼』 鳥羽亮
総司、敵を爽やかに斬ります。
剣道経験者の鳥羽さんによる斬り合いの描写は専門用語のようなものが多く素人の私には少しわかりにくいかもでした。
『新撰組』 童門冬二
とにかく長い。全体では燃えよ剣の方が長いだろうけど一冊にまとまっているので長く感じました。
人のいい若先生だった近藤が権力を手にしだんだんと政に傾いていく姿を描く作品です。
『総司 炎の如く』 秋山香乃
等……
こんな感じです!書いてないのもありますのでまた追々追記させていただきます。
琉空
2010年06月19日 11:54 by 琉空
『新撰組』 童門冬二
で調べてみましたところ、似たようなタイトルで複数小説が出ていました!
私が読んだのは集英社出版の表紙に近藤さんが描かれているものです。近藤さんに焦点があっていることが多いけれどラストは土方 さんが戦死するところで終わります。
『新撰組顛末記』は持っているのですがまだ読んでません(汗)
『残映』面白そうですね!ぜひ読んでみたいです、探してみます。
あと、トピック違いなのですが桂小五郎が主人公もしくは中心人物として登場する小説をご存じでしたら教えてください。
2010年06月22日 12:42 by 琉空
トピ立て、ありがとうございます。
司馬遼太郎さんの『燃えよ剣』と童門冬二さんの『新撰組』は私も読みました。
『燃えよ剣』は私の周囲にもファンがいた数少ない作品で『ほとがら』(フォトグラフィー)は一時仲間内の流行語にもなりました 。
童門さんの『新撰組』は、確か間者として新撰組に送り込まれた隊士の視点で書かれた物語だったように思うのですが、違いまし たっけ?
かなり前に読んだもので、かなり忘れてしまったのですが、手元にある作品を……。
『残映』 早乙女貢 原田左之助
彰義隊の上野での戦いで、原田が生き残って……という仮定で書かれた小説。横浜の外国人居留地に身を隠し、瓦職人として働い たりする、かなりの異色作。
『新撰組顛末記』 永倉新八
老年の永倉新八が語った、新撰組にまつわる記憶。
確か、この本で、永倉の死因が『虫歯』だと知ったように思います。
他にも多数所有しているのですが、内容の記憶が曖昧すぎて書き出せません。
その内、時間が出来たら、内容をちょっと確認してみます。
2010年06月20日 23:38 by 浅葱 宵
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