お薦め書籍、資料など
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※(注意)正しい知識の意味
●足らなかったのは【情報を扱う為の知識】
●今の日本で、国際金融資本や政治家が主導する「新世界秩序→世界政府」の「動き」の危険性について、「多くの方」に警鐘を鳴 らすのは時期尚早
●「一部の方」に警鐘を鳴らすと同時に、「多くの方」には【情報を扱う為の知識】を広めるのが正解
●「有害な陰謀論」を完全に排除できるなら良いが、【情報を扱う為の知識】がまず無ければ不可能であり、その段階を飛ばしてし まえば混乱や社会不安しかもたらさない
(続き)
【著者について】
孫崎享
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
孫崎 享(まごさき うける、1943年 - )は、日本の元外交官、元防衛大学校教授、作家。『日本外交 現場からの証言 』で山本七平賞受賞。元外務官僚出身だが、メディアには、元防衛大学校教授の肩書で登場することが多い。
人物
旧満州国鞍山生まれ。1966年、東京大学法学部中退、同年外務省入省。英国(2回)、ソ連(2回)、米国(ハーバード大学 国際問題研究所研究員)、イラク、カナダ勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。国際情報局長時 代は各国情報機関と積極的に交流。2002年より防衛大 学校教授。この間公共政策学科長、人文社会学群長を歴任。2009年3 月退官。
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【書籍の文章を一部抜粋】
日米安保条約は第六条で、「日本国の安全に寄与し、ならびに極東における国際の平和及び安全保障を確保することを目 的としている。それが、「未来のための変革と再編」では、同盟関係は、「世界における課題に効果的に対処するうえで重要な役割を 果たしている」とした。日米の安全保障協力の対象が極東から世界に拡大された。
(日米同盟の正体 迷走する安全保障 孫崎亨 2009.3.20)
日本人は戦略的な思考が弱いことを見た。特に、謀略、陰謀論的な動きが出てくると、「それはあり得ないでしょう」と思考を 停止する。そもそも陰謀論的動き は発覚しないことを目指している。謀略は通常人的犠牲を払い、その犠牲に対する怒りを利用して 目標を達成する。犠牲者を考えれば、謀略を行ったとは口が裂けても言えない。当然責任者は否定する。百パーセントの確証が出るこ とはない。こうして信頼に足る人は陰謀論に手をつけない。ますます、日本人は陰謀・謀略を理解できなくなる。P69
しかし、日本のどこに陰謀・謀を真剣に学んでいる所があるだろう。官庁にない。大学にない。研究機関にもない。ときどき、 いかがわしい書籍が出て陰謀論を説き、知識階級はますます陰謀論を馬鹿にして遠ざかる。日本に対して「謀」を仕掛ける国からすれ ば、日本人が陰謀論、謀を一笑に付して、知識人がそうした 戦略に何の考慮もはらわないことくらいありがたいことはない。P84
(続き)
第五章 イラク戦争はなぜ継続されたか
・米国の各種戦略とイラク戦争
・駐留長期化は治安維持に寄与しない
・戦争が継続された二つの要因
第六章 米国の新たな戦い
・オサマ・ビン・ラディンの戦いの目的
・コーランの教えは過激か
・ハマス・ヒズボラへの対応が中東和平への道
第七章 二一世紀の核戦略
・核兵器の限定的使用を模索したブッシュ政権
・ジョセフ・ナイの論理
・戦争に勝利する手段としての核兵器
・一九六〇年代の核戦略に学ぶ
第八章 日本の進むべき道
・核兵器保有は日本の安全保障拡大に利さない
・米国の北朝鮮政策を読み違える日本
・ミサイル防衛は有効か
・グローバリズムと抑止効果
・国際的に高い評価を得る日本
【内容(「BOOK」データベースより)】
アメリカ一辺倒では国益を損なう大きな理由。インテリジェンスのプロだからこそ書けた、日本の外交と安全保障の「危機」。
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(続く)
(続き)
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≪内容紹介≫
アメリカの戦略が大きく変わったことをどれくらいの日本人が知っているのか?
「核の傘」は本当にあるのか?
ミサイル防衛は本当に有効なのか?
なぜ日本はいつも北朝鮮外交でアメリカに振り回されるのか?
専門家による衝撃の書!!
≪構成≫
第一章 戦略思考に弱い日本
・日本に戦略思考がないと明言するキッシンジャー
・シーレーン構想の真の目的
・統幕議長ですらシーレーン構想の意図を理解できなかった
・上兵は謀を伐つ
第二章 二一世紀の真珠湾攻撃
・ブッシュ政権はテロ予告情報になぜ反応しなかったのか
・陰謀は悪ではない
・北方領土の利用価値
第三章 米国の新戦略と変わる日米関係
・ソ連の脅威が消滅するショック
・ソ連崩壊後の最大の脅威は日本
・米国が警戒した樋口レポート
・新たな日米安全保障関係の構築
第四章 日本外交の変質
・日本外交はいつから変質したか
・「同盟の非対称性」をどう見るか
・日本はなぜ「日米共通の戦略」の道を邁進するか
・日米関係を変える中国という要因
(続く)
日米同盟の正体~迷走する安全保障 (講談社現代新書) [新書]
孫崎 享 (著)
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(続く)
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