~ 止観瞑想 ~
瞑想には、『 止まる 』 『 観る 』 『 定まる 』の三つがあります。
『 止まる 』 とは、心を 鎮めるということ・・・
騒いでいる 心からは、物事が 見え難いということです。
心を 鎮めるために、軽い体操や ストレッチをしたり、
呼吸法や、イメージトレーニングを 用いたりもします。
心が 鎮まることによって、集中力や 観察力、洞察力が 増してきます。
心が 鎮まったら、速やかに 『 観る 』 という作業に うつります。
『 観る 』 というのは、客観的に 観察するということです。
なにを 観察するのかというと、” 身体 ” と ” 心 ”
はじめから 心を観ようとすると 上手くはいきません・・・
こころは、自分の 都合の良いように 捉えてしまう 癖があるので、
まずは、身体の方に 意識を向けて 観察してみるのがいいでしょう。
・身体の状態が、どの様になっているのか
・呼吸は、どの様な 呼吸をしているのか
・心臓の鼓動や、血液の流れ、
筋肉の動きに 目を向けてみるのもいいでしょう。
・身体をいたわり、擦りながら 観察するのもいいでしょう。
外に向けていた意識を、内に向けることによって
そこから、知らなかった自分の 新しい発見が あると思います。
2011年10月09日 10:28 by ひろみち
安らいだ 気持ちになったことを
瞑想だと 勘違いしている人達も いらっしゃいますが、
止まる ⇒ 観る というように、止まってから 観なければなりません。
なにを観るかというと、【 こころ 】 と 【 からだ 】 のことです。
はじめから、こころを 観ようとすれば、
心が 騒いでしまい、なかなか上手く 観ることができません。
ですから、まずは、【からだ】 を観察する 練習からはじめてゆきます。
【 からだ 】 を 観察するのであれば、
痛いところは 痛いし、痒いところは 痒いので、
身体の様子を、客観的に 観察することができるというわけです。
意識も、外には向かずに、
内に向くことになりますので、心を観るという 練習にもなります。
2011年10月11日 11:39 by ひろみち
瞑想には、『 止まる 』 『 観る 』 『 定まる 』の三つがあります。
瞑想を 続けていると、理解が 深まるとともに、
この三つは、どんどん深みを 増してゆくことになります。
目を 瞑って、じっとしていることが 止まっていることではありません。
なにかの思考や 意識に とらわれていては、
じっとして動いていなくても、止まっていることにはなりません。
心を 静かに、静寂を 楽しむように、
心の 静けさのなかに、ゆったりとした気持ちで 安らぐように・・・
それが、まず はじめの、止まるということです。
2011年10月11日 11:31 by ひろみち
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