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遙かAMATEUR

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小説です!

やっと将望小説書き終わりました!!
全部書き込めないようなので、二つに分けたいと想います。

ネタバレあるんで注意してください。
この小説は、原作者様、各関係者様とは一切関係ありません。










一緒にいるのが当たり前。一緒にいないなんてありえない。
それが恋人というものなら、きっと2人の関係は違うのだろう。
しかし、2人をつなぐ距離は、今でもしっかりと2人を結び付けている。
幼い頃からいつも一緒だった将臣と望美は、互いがいない空間を知らない。
互いの存在は必要不可欠だったのだ。
しかし実際どうだろう。
いざ2人が離れてみても、それは変わらなかった。
月を見上げて想う君。
いつ会えるのかと心待ちにする日々。
そして満月の日、一度限りの夢逢瀬。
いつも心の中にあるのだ。
大切な人の存在が。
そして、心の中で思う。
―――私たちはつながっている、見えない何かで。

その日も、望美は1人梶原邸の庭で修行をしていた。
幾度超えたか分からない、この時空の中で大切な人を守るために。
一周目は、京が焼け落ち皆が死に、二周目はどうしてか九郎が処刑された。
そして、何度も運命を巡っている間に知ってしまった、将臣が還内府だということ。
何故、大切な人と戦わなければならないのか。その手に握る剣を捨てようと思ったこともあった。平家に寝返ってしまおうと思っ たこともあった。
しかし、大切な源氏の仲間達を裏切るわけにもいかず、今でも剣を握り平家と戦う。
いつかは、あの人と幸せな日が迎えられると信じて。

「今日は満月だ・・・」

空を見上げれば、闇の中にひっそりと浮かぶ丸い月。

「将臣くん・・・」

あの人に、会えるかもしれない。
満月の夜、夢に現れる将臣。
元の世界にいた時と同じように、優しく微笑む。
そして朝が来て、2人はまた離れ離れになってしまう。

「嫌な事しか頭に浮かばないよ。
今日はもう、寝てしまおう」



★★★
とりあえず、ここまでで・・・
続きは次のトピックに書かせていただきます。


2007年11月04日 19:55  by 菅原紫乃

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