わあぁぁ!!
素敵です!
健気な気持ちに泣けました(>〇<)
こんなにすばらしい小説をありがとうございます!!
2007年11月10日 18:03 by 菅原紫乃
すみません;もう一度投稿してみますね;
****
お前は今、この空を見ているのかい?
・・・・
きみと
・・・・
はじめは…
はっきりいって、ただの好奇心だった。
「龍神の神子」
なんて、どんなに清らかで、どんなに美しいのか、見てみたかった。
違う。
一目見たとき、
そう思った。
実際、お前は清らかで強かだった。
お前は美しくて血生臭かった。
あぁ、俺は
どんどん、お前に惹かれていく。
自分でも鮮明に見て取れるくらい、
お前の中に引きずり込まれていくのがわかった。
気が付いたら俺は…
抜け出せなかった。
お前を失うのが一番怖い
洒落じゃなくてそう思った。
バカだろう?
この俺が、
たった一人の女に、
手を伸ばすこともできなかった。
今では、
お前はあいつの腕の中。
出会わなければ良かった。
お前を知らなければ、
お前を愛さなかった。
本気だったんだ。
俺の中では
お前との、あの日の記憶だけが廻っている。
それだけで十分だ。
もう何も要らない。
一つ…
ただ一つ、
知りたいのは
お前が今、
あの時共に見た
この空を見ているのかっていうことだけなんだ…。
2007年11月10日 11:31 by *ひわ*
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