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70年代ハードロック

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DIRTY TRICKS

『NEVER SAY DIE』でサバスを抜けたオジーが
このDIRTY TRICKSと合体して新バンドを始動という
ニュースが流れた事がありました。
(79年ごろ?)
結局これはガセで、QUIET RIOT(USA)から
R・ローズ(G)を引き抜いて大成功するのは皆様ご承知の通り。

 R・ブラックモアに乗っ取られたELFもそうですが、
スタープレイヤーにメンバー引き抜かれたり
(或いは追い出されたり)したメンバーの行く末が
ボクは気になります(?)
プリーストに弄ばれたT・オウエンス(Vo)とかの元バンドは
どうなっちまったんでしょうね?
(詳しい方、お教え下さい)
唯一その後に成功したのはQUIET RIOTぐらいでしょうか?


 閑話休題

 75年にあのサバス&バッジーのプロデューサーR・べインが
手掛けてデビューしたのがこのDIRTY TRICKS。
ボクの大好きなNWOBHM直前組です。

1stはバドカン風味のブルースロックなのですが、
(ちなみに1stのジャケットデザインは70年代ハード史上
 1,2を争うカッコええジャケットだと思います=当社比)
この3rd『HIT&RUN』(77年)は激しいリフで幕を開けます。
GのJ・F・ビニーはオジーに見込まれた(?)だけあり、
シェンカー並に弾きまくります。
(シェンカーのような印象的なフレーズが乏しいのがB級?)

 お薦めは先にも書いたオープニング「Hit&Run」、
G弾きまくりの2曲目「Get Out on The Street」、
疾走ナンバー「I've Had These Dreams Before」
(とは言ってもNWOBHMの2ビートではありませんが・・・)
といったところでしょうか。

*ボクの持っているCDにはオマケで'76年のLIVEで
「You Really Got Me」が入っているのですが、
これってVAN HALENより早いのでは?

 この3rdの紹介には必ずと言って良いほど、NWOBHMが
引き合いに出されるのですが、より激しく、スピーディーに
という指向はその通りなのですが、そちらに完全に重心を
移す事が出来ておらず、中途半端なのも又事実で、
NWOBHMまで生きていられれば
(オジーにちょっかい出されずに)
大化けした可能性も有ったかと、残念です。



2013年11月10日 01:56  by hydehito

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