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SRAクラスタ

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SRA作成に失敗する原因、例など。

簡単な構造なのにどうしても上手く動作させることが出来ないのには様々な原因があります。

2016年07月18日 13:28  by 

コメント一覧 3件中、1~3件表示

  • 自作したSRAが正しく動作しているかどうか、調整は正しかったかどうか、同軸輻射のアンテナに成り下がっていないかどうか。
    恐らく使ってみた感じでは判断し難い。もっともまるで飛ばなければ上手く動作していないと判断出来るがそこそこ飛ぶとなると飛 び具合では判断しかねるだろう。
    ここで解りやすい判断方法を考えだした。
    これなら上手くSRA動作していない場合にはよく判る。
    良質のCMCを準備する。
    SRAに長い同軸を準備するが途中にCMCを挿入したいので短い同軸を中継コネクタで例えば5m+5mで10mとする。
    SRA直下と5m位置とTX出口近くと3箇所入れられる状態になる。
    CMCを入れない場合のSRAの共振周波数をTX側アンテナアナライザーなどでチェックしておく。
    CMCをSRA直下につないだ場合、5m点に入れた場合、TX側に入れた場合の共振周波数をチェックする。
    CMCの位置によって大幅に共振周波数が変化していたら・・
    これはSRA動作をしていないことになる。
    つまり同軸長込の共振周波数が検出されている。
    SRAが正しくSRAとして動作している場合にはCMCの有無、入れる位置などには左右されず共振周波数はSRAの周波数を保 っているはずなのだ。
    大幅に変化するとは7MHz用であればMHzオーダーで変化してしまうことを言っている。100KHz程度の変化ならあり得る ことなので問題ない。

    2016年08月01日 20:34 by

  • 先のワイヤー系との同居は大きな問題があると言うことで実はこういうことが判ります。
    よくSRAを否定する論理の中に近くのワイヤー系へのSRAからの誘導説があり、SRAが飛ばしているのではなくて誘導された ワイヤーから電波が出ているのでSRAは飛ばないのだと言うSRA否定論です。
    確かに誘導はあります。そしてフィードバックしてSRAが駄目アンテナになっています。
    だから誘導では飛びません。
    電波が送信出来ないほど悪化してしまいますから誘導も引いては微少にい落ち着いてしまいます。事実ワイヤー系がある時には使い 物にならず、取り払うと良く飛ぶように変化しますから誘導説で飛んでいると言う説は間違いです。
    やったことのない浅はかな考えに基づく駄目論なのに気がつくでしょう。
    近隣にあるワイヤー系は共振しなければ問題を起こさないので取り除かなくても共振を裂ける工夫があれば大丈夫。
    あるいは垂直なら軽減出来る可能性があります。
    SRAからの誘導でのワイヤー放射説、鉄塔アンテナ説などは全て否定出来ます。
    160m用では鉄塔誘導説が根強いようですが、そもそも鉄塔は垂直でSRAは水平偏波なのでここで論理破綻が起きています。
    100歩譲って誘導したとしたらフィードバックが起こって駄目になるわけだから、どっちみち成立しない否定論だったと言う事で す。

    SRAの性能を発揮させるには最低限守るべき基本はあると言う事です。

    2016年07月20日 08:54 by

  • 製品を買った、上手な人が作ったSRAを譲り受けたなど自分で作ったSRAではないが充分に特性的には信頼のあるはずのSRAを 使ったがとんでもなく性能が悪くて使い物にならなかった。そして自己流でなんとか使おうとして調整してみたが駄目だった。
    こんな話を聞いたことがあるはずのります。
    この原因は大抵お決まりのことがあるのです。
    なーんにもない新規にアンテナを立てるのにSRAを採用した場合にはこんな問題はほとんど起きていません。
    問題なのは色々アンテナ好きでSRAも試して見ようか・・とやってみた場合に多く起こっている問題なのです。
    例えば7MHz用SRAだったとして、同じ敷地内に今まで使っていた7MHz用の従来アンテナが存在している場合です。
    もっと酷いのはタワーに7MHz用八木やロータリーDPがあってその近くにSRAを取り付けたなんて事例もあります。
    こんな場合おそらくSRAは全く機能しないでしょう。
    従来系、ワイヤー系(マルコニー系)アンテナはパラスチックエレメントになる。
    逆にSRAはパラスチックエレメントにはなりにくい。
    つまりSRAを側に設置した場合従来アンテナにはなんら変化は起こらない。
    しかしSRAは近隣のパラスチックエレメントに影響されて性能がガタ落ちになる。
    SRAから送信した放射界はワイヤーアンテナを励振して二次放射を引き起こしSRAにフィードバックされます。SWRはガタ落 ちで最悪となり著しいSRAの性能悪化を引き起こすのです。
    近くにある水平アンテナはSRAを駄目にしています。
    この状態で何ら調整も効果はありません。
    私の実験では近隣のワイヤー系同一バンド用アンテナは垂直アンテナならば影響は少ないことが判りました。SRAは水平偏波なの で近隣の水平ワイヤーは駄目。
    垂直アンテナならあっても良さそうです。
    ワイヤー系水平アンテナとの同居は駄目なのです。
    考えてみるとなぜ長いアンテナを使っているのにSRAを同居させる必要があるのでしょう。SRAを使いたいならワイヤーは不要 だし、逆も言えるでしょう。
    標準的なDPなど使える環境なら何もSRAはいらないのではないですか。
    同居は失敗の元です。

    2016年07月20日 08:37 by